触れておきべき事・富動産と負動産!!|株式会社R-JAPAN

触れておきべき事・富動産と負動産!!

今回は「空家」のです。
コロナ禍・人口減・景気低迷等と様々な要因が複雑に絡み合って、不動産の「空家」問題はかなり深刻な状況なんです。
その中でも活路を見出した富動産と、未だ活路を見出せない負動産をお伝えします。
 

【富動産→古びたビルを再生】
スカイビルやウェスティンホテル大阪にほど近い場所、大阪市北区大淀2丁目に「小川ビル」というガラス張りの外観が印象強いビルがあります。
あるデザイナーさんが「ビルで面白いことをする」をテーマにこの小川ビルが「ビルマルシェ」の変貌を遂げます。
部屋で染め物ワークショップの開催したところ、これが大盛況で翌月にはビルでマルシェを企画。
農家の方による野菜の直売、焼き菓子や軽食・雑貨の販売、オリジナル楽器を作って演奏するといった、何でもありのワークショップ「テングマルシェ」が築40年の古びたビルを見事に再生させました。


 

【負動産→買手が見つからない】
相続や引越し等で、利用する当てがないうえ買手も見つからず、固定資産税や管理費用は払い続ける「要らない不動産(負動産)」は所有者不明の土地を含めると今や九州より広い面積とも言われています。
特に相続では「査定価値がほぼゼロで買手が付かない」の物件も散見され、相続放棄すれば他の財産も放棄することになるため途方に暮れた相続人が相続登記をしない放置プレーから所有者不明の土地が生まれます。
こういった土地は全国に約410万ヘクタールという九州の面積(約367.8万ヘクタール)を上回る面積とも言われております。
政府は防災面と財政面からも見逃せないと判断し、罰則付きの相続した不動産の移転登記の義務化に踏み切りました
(来年4 月に施行)
そして今年4月から「相続土地国庫帰属制度」をスタートさせますが、救世主となるか?制度には、地目や面積、環境などに応じた「土地管理費」と称する費用負担の10年分を事前納付が必要で、具体的な算出方法も不明な事から、これで安心とは言えない制度で、まだまだ負動産は救えないかも知れません。

 
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